UAとBEAMS、ピンクリボン運動で寄付金付き商品を販売

2017年10月11日 11:22

 乳がんの正しい知識を広めることや早期発見を目的とするピンクリボン運動(10月1~31日)に合わせ、ユナイテッドアローズ(東京、竹田光広社長)とビームス(東京、設楽洋社長)は、寄付金付き商品を販売するピンクリボンキャンペーンを10月31日まで開催する。

 ユナイテッドアローズは、CSR活動の一環として同キャンペーンを2008年から開催し、今年で10回目を迎える。今回のキャンペーンでは、売上げの5%が乳がん検診の啓発活動などに寄付されるキャンペーン商品を13点販売するほか、ウィメンズシューズ・バッグの下取りキャンペーンやランニングスペースの50%オフクーポンなどを配布するイベントの開催予定。イベント参加者数に応じた寄付を行う。

(左から)PINK RIBBON MONKEY 1,728円(税込)、BELTED CARDIGAN 14,040円(税込)、PON-PON SQUARE FLAT SHOES 9,180円(税込)

 ビームスは、同社のウィメンズレーベル「デミルクス ビームス(Demi-Luxe BEAMS)」と「エッフェ ビームス(EFFE BEAMS)」で、キャンペーンを実施する。同レーベルを取り扱う全国の33店舗で、キャンペーン対象商品14点を販売する。10月1日から31日の間に同商品の売上金額5%(税抜き)を、2009年に設立された乳がん体験者をサポートする一般社団法人KSHS(溝口綾子理事)へ寄付する。同社の公式オンラインショップでは、14点の商品に加え“Quelle Chance”のピンクリボンブレスレットを販売する。同商品はキャンペーン期間後も販売を継続し、売上の10%を同じく一般社団法人KSHSへ寄付する。

ピンクリボンブレスレット 3,240円(税込)

 日本では乳がん患者が年々増加している傾向にあり、女性の30歳から64歳では乳がんが死亡原因のトップにある。2017年9月20日に更新された国立がん研究センターがん対策情報センター「がん情報サービス」の「最新がん統計」によると生涯に乳がんを患う日本人女性は11人に1人と予想される。身近な病気になりつつあるが、早期に発見し、適切な治療を行えば良好な経過が期待できる。

■ユナイテッドアローズ 公式サイト http://www.united-arrows.co.jp/index.html

■ビームス 公式サイト http://www.beams.co.jp/

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