サンワサプライ、キーボード・マウス1組でパソコン2台を操作できる切替器発売

2017年10月10日 20:18

 サンワサプライは10日、1組のキーボードとマウスを2台のパソコンで使用可能とする自動切替器「SW-KM2UU」を発売した。キーボードからホットキーを入力するだけですぐに切り替えができる。対応OSはWindows XP以降とMac OSシリーズなどで、ドライバーのインストールは不要だ。価格は5,378円(税込)。

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■キーボードエミュレーション搭載 すぐに入力可能

 2台のパソコンを使っている場合、「SW-KM2UU」を使用すれば作業スペースを節約できる。「SW-KM2UU」をUSBを介して2台のパソコンに接続し、マウスとキーボードを「SW-KM2UU」のUSB接続ポートへつなげるだけで使用可能だ。ドライバーインストールやACアダプタでの電源供給は不要だ。パソコン2台の同時起動は可能で、再起動時もポート切り替えを必要としない。

 切り替えは、キーボードエミュレーションにより、ホットキーを入力するだけですぐに可能だ。方法は、CtrlキーまたはScroll Lockキーを2回連続して押すだけ。Ctrlキーについては、同じキーを押す必要がある。マウス用USBポートはパススルー構造となっているため、チルトホイールや多機能マウスなども利用できる。

■Windows・Macに対応 サポート終了OSでも利用可

 「SW-KM2UU」の対応機種は幅広く、サポートが終了したOSでも利用できる。WindowsではXPから10まで、Windows Serverは2003から2016まで対応している。Mac OSでは10.12、MacOS Xでは10.6から10.11までなら使用できる。

 また、WindowsとMacが混在した環境でも使用可能だ。各ポートごとにキーボードの設定も行える。説明書には、キーボードマッピング表が記載されている。

 ただし、Bluetoothのマウスとキーボードは非対応となっている。ワンタッチボタンによる操作や、指紋認証付きなど特殊なキーボードは利用できない。ワイヤレスキーボードとマウスセットを使用したい場合は、レシーバーをキーボードポートに接続すれば利用可能だ。(記事:さくらい・記事一覧を見る

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