NY原油:反発で49.58ドル、2018年以降も減産継続との見方
2017年10月10日 07:38
*07:38JST NY原油:反発で49.58ドル、2018年以降も減産継続との見方
NY原油先物11月限は反発(NYMEX原油11月限終値:49.58 ↑0.29)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は前日比+0.29ドルの49.58ドルで取引を終えた。一部報道によると、石油輸出国機構(OPEC)のバルキンド事務局長は2018年も当面は減産を続ける可能性があることを示唆したことが要因。需給改善への期待は再び高まり、短期筋などの買い戻しが入った。
ただし、市場関係者の間では、主要産油国による大幅な生産調整に対する懐疑的な見方は残されており、1バレル=50ドル台では戻り売りの興味が散見されている。《CS》