「メン・イン・ブラック」のスピンオフ制作決定、スピルバーグが製作総指揮担当!
2017年10月9日 20:49
■人気コメディ映画が再び蘇る!
俳優のウィル・スミスの代表作であり、ベテラン俳優のトミー・リー・ジョーンズの再起作とも言える映画「メン・イン・ブラック」シリーズ。シリーズ作品として3作品作られているが、2019年公開を目指してスピンオフ作品が作られることが発表された。
■一世を風靡した「メン・イン・ブラック」が帰ってくる!
「メン・イン・ブラック」は1997年に日本で公開された洋画。スティーヴン・スピルバーグがエグゼクティブプロデューサーを務めた本作はコメディ色が非常に強く、アメリカで知られる都市伝説「メンインブラック(黒ずくめの男)」たちと宇宙人との交流をスピルバーグ流に描いた作品だ。
「メン・イン・ブラック」は1997年から2012年まで3作品が上映され、それぞれ主演はウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズ。しかし、スピンオフとのことで2019年公開予定の新作には登場しない。また、脚本については「アイアンマン」、「トランスフォーマー/最後の騎士王」を書いたアート・マーカムとマット・ハロウェイが担当する予定。
■「メン・イン・ブラック」ってどんなお話?
ニューヨーク市警察のジェームズ・エドワーズ(ウィル・スミス)はある日、自分が追いかけていた犯人が宇宙人だったという突拍子もない自体に巻き込まれる。誰もこの話を信じないが、検視官のローレル・ウィーバー(リンダ・フィオレンティーノ)だけは信じてくれた。
ローレルと会話をしている際、黒い背広を着たK(トミー・リー・ジョーンズ)という男が現れる。彼はペンのような道具を出すと同時に強い光を浴びせ、彼女からエイリアンに関する記憶を一切消してしまう。Kの態度に憤慨するジェームズだが、彼の正体はエイリアンを保護・観察・逮捕などを行うMIBという組織のメンバーだった。
ジェームズは宇宙人の事実を知ってしまうも、その身体能力から組織へスカウトされることになる。多くのエリートが混じる試験の中でただ1人合格したジェームズは、過去の記録一切を消去してコードネーム「J」としてKとコンビを組む。
JはKと共に、地球上で人間に姿を変えて生活する宇宙人たちを取り締まる生活がはじまる。新米とベテランの凸凹コンビだが、宇宙船の無断侵入事件という大規模な事件に首を突っ込んでしまう……。
劇中でウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズは、新人とベテランというコンビ。しかし、現実でも若手と大物という夢のような組み合わせになった映画。劇中でもはじめはウィル・スミスのジョークになかなか応じなかったトミー・リー・ジョーンズが、徐々に彼の空気に馴染んでいくのが印象的。
この2人のやり取りがスピンオフで見られないのは少し寂しいところだが、スピルバーグが作り出す新しい「メン・イン・ブラック」にはぜひ期待したい。(記事:藤田竜一・記事一覧を見る)