ドルチェ&ガッバーナ、伊勢丹新宿本店でショーを開催

2017年10月8日 19:56

 ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)は、日本限定アイテムの先行発売イベント初日を飾る2017年10月4日(水)、「MILLENNIALS DOLCE&GABBANA TOKYO」を伊勢丹新宿本店の1階で発表。なお、同コレクションで発表されたアイテムは、10月6日(金)より伊勢丹新宿本店にて販売する。

 あらゆる人が日々買い物を楽しむ伊勢丹新宿本店が、2000年以降に成人をむかえた世代“ミレニアルズ”によってジャックされた日。それが、今回のショーだった。閉店後の本館1階はランウェイへと変わり、多くのゲストが来場した。披露された「MILLENNIALS DOLCE&GABBANA TOKYO」は、日本だけの特別なもの。そしてモデルたちが見に着けているのは、すべて1点ものの煌びやかなピースだ。好奇心旺盛で、自由な発想に長けたミレニアル世代ならではのポップでユニークなアイテムばかりが揃っている。

 ウィメンズでは、フェミニンなエンブロイダリーから、ミラーボールみたいなスパンコール、キラキラ輝くドットのカットジャカードまである。まるでランジェリーのような官能的なドレスも、オーバーサイズのブルゾンも、この舞台を盛り上げていた。

 メンズでは、キルティングとベルベットの二面性を持った素材から、ゴシック調のジャカードまで。パンキッシュなレザージャケットがあったかと思えば、50年代風のボックス型テーラードも取り入れている。まるで過剰すぎるのではないかと思われる装飾さえ、ミレニアルズの手にかかるとそれでないと物足りないとさえ感じてしまう。

 たくさんのエッセンスを交えた服の中、やっぱり目立ったのはドルチェ&ガッバーナらしいフラワーモチーフやアニマルモチーフだ。ロマンティックな花柄は華やかなドレスとして用いられ、それが最高に“カワイイ”スタイル。一方でアニマルモチーフは、大きなアップリケでジャケットの上から今にも動き出しそうなほどの存在感で、それが最高に“クール”なのだ。

 バッグやシューズも、2017年秋冬シーズンから変わらずメンズウィメンズコレクションで自らを“キング”や“クイーン”と謳っている彼ららしく、想像性に満ち溢れている。ショッキングピンクのバッグや、まるで自らラクガキしたようなペイント柄。これらもちろん日本限定コレクションで展開されているものである。

 なお、モデルとして各界から注目を浴びるミレニアル世代を起用している。萬波ユカ、emma、松井愛莉、大野拓朗、 竜星涼、奈良裕也ら総勢101名がランウェイを堂々と歩いた。フィナーレでは、デザイナーのドメニコ・ドルチェ、 ステファノ・ガッバーナもともに登場し、ショーは華やかに幕を閉じた。

【問い合わせ先】ドルチェ&ガッバーナ ジャパンTEL:03-6419-2220

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