NY金:反落で1273.20ドル、製造業関連指標の改善などが嫌気される

2017年10月6日 07:33


*07:33JST NY金:反落で1273.20ドル、製造業関連指標の改善などが嫌気される
NY金先物12月限は反落(COMEX金12月限終値:1273.20 ↓3.60)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は前日比-3.60ドルの1オンス=1273.20ドルで取引終了。この日発表された8月製造業受注指数の改善(-3.3%から+1.2%へ)や、8月耐久財受注改定値の上方修正が意識されたようだ。年内追加利上げ観測は後退していないため、安全逃避的な金買いは縮小した。

なお、市場関係者の間では、6日に発表される9月非農業部門雇用者数は10万人程度増えるとの見方が出ている。ハリケーンによる被害の影響で雇用者数の増加は8月実績(前月比+15.6万人)を下回ると予想されているが、雇用への影響は限定的だったとみられている。《CS》

関連記事

最新記事