JR四国、開発中の特急車「2600系」の量産を断念

2017年10月4日 21:38

あるAnonymous Coward 曰く、 JR四国が、開発中の特急用ディーゼル車「2600系」の量産を断念したという(読売新聞)。

 2600系は今年2月に14億円を投じて4両が調達された。この車両には車体を傾けてカーブを高速走行するための仕組みがあり、そのために新たに「空気バネ式」という方式を採用した。従来の「振り子式」よりも構造が簡単でコストが安いというメリットがあるそうだが、きついカーブが連続する路線で空気の補充が間に合わず、計算通りの性能を発揮できないことが分かったという。

 これを受けてJR四国は2600系の量産を諦め、振り子式を採用した新たな車体の開発を進めることにしたという。先行導入された4両はカーブの少ない路線を走らせることになるようだ。

関連記事

最新記事