『封神演義』が再アニメ化、放送時期と追加キャストが発表

2017年10月2日 16:05

 TVアニメ『封神演義』の新シリーズが2018年1月より放送されることが、9月29日に発表された。また、TVアニメ公式ティザーサイトがオープンし、既存キャスト3名に加え、哪吒・楊戩・黄天化のキャスト情報が解禁となった。

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 『封神演義』は『西遊記』や『水滸伝』に並ぶ有名な中国の怪奇小説の1つである。小説家の安能務氏によって和訳された同作品をモチーフに、藤崎竜氏が独自にSF要素などを加えて漫画化した。物語の舞台は古代中国の殷。名君と名高かった第30代皇帝の紂王は、仙女・妲己を皇后に迎えてから彼女の術に惑わされ人が変わってしまった。国は悪しき仙人が支配し、人々は悪政により苦しんでいた。事態を重く見た仙人界は、妲己をはじめとする悪しき仙人を封印する「封神計画」の発動を決定。計画を主導する太公望とその仲間たちの戦いが描かれている。

 29日にアニメ公式ティザーサイトがオープンし、計6名のキャスト情報が解禁となった。新アニメのキャストは8月2日の時点で、太公望役の小野賢章、四不象役の櫻井孝宏、聞仲役の前野智昭の3名が発表されていた。今回明らかになったキャストは、哪吒役の古川慎、楊戩役の中村悠一、黄天化役のKENNの3人。今後、公式サイトではキャラクターの紹介ページなども追加されていく予定だ。

 藤崎竜氏による原作漫画は集英社「週刊少年ジャンプ」で、1996年から2000年まで連載された。単行本は全23巻が刊行された後、カラーポスターやカラー原稿を収録した完全版が全18巻刊行され、シリーズ累計発行部数は2,200万部を突破している。過去には『仙界伝 封神演義』としてTVアニメ化も行われ、1999年からテレビ東京系列で全26話が放送された。アニメーション制作は『ひぐらしのなく頃に』シリーズなどで知られるスタジオディーン、監督とシリーズ構成は『今日からマ王!』シリーズなどを手掛けた西村純二氏が担当した。(記事:t_kamiharako・記事一覧を見る

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