HMD Global、新Nokia 3310の3G対応版を発表
2017年10月1日 21:17
HMD Globalは9月28日、新Nokia 3310の3G対応版となる「Nokia 3310 3G」を発表した(プレスリリース、GSMArenaの記事、The Registerの記事、The Next Webの記事)。 今年発売された新Nokia 3310は、Nokiaのベストセラー「Nokia 3310」を現代によみがえらせたフィーチャーフォン。オリジナルに搭載されていたゲーム「Snake」がプレイできることも話題を呼び、2G(GSM 900/1800MHz)のみの対応ながらヒット商品となった。Nokia 3310 3Gはボディーサイズが高さ・幅・厚みともに新Nokia 3310(以降「2G版」)よりも1mm前後大きくなっており、単に3Gに対応させただけのモデルではないようだ。写真を見比べると、Nokia 3310 3Gはやや幅広で角ばったデザインになっている。カラーバリエーションも変更された。 Nokia 3310 3Gの対応ネットワークはGSM 900/1800MHz+W-CDMA Band 1/8。シングルSIMバージョンはGSM 850/900/1800/1900MHz+WCDMA Band 1/2/5/8となる。カラーテーマの選択可能な新ユーザーインターフェイスが採用され、2G版にも搭載されていたSnakeやOpera Miniに加えてFacebookやTwitterアプリも搭載されている。バッテリー容量は2G版と同じだが、連続通話時間は2G版の最大22.1時間から大幅に減少し、最大6.5時間となっている。待ち受け時間もシングルSIMで27日、デュアルSIMで24日となり、2G版(31日)よりも数日短い。 このほか、2G版で16MBだった内蔵ストレージが64MBに増加。一方、Bluetoothは2G版でSlam対応のBluetooth 3.0が搭載されていたのに対し、Nokia 3310 3GではBluetooth 2.1となっている。OSはJava対応の「Feature OS」と記載されており、2G版のSeries 30+と同じものなのかどうかは不明だ。価格は世界平均69ユーロで10月中旬以降に発売予定だ。Nokiaブランドで3G対応のフィーチャーフォンが発売されるのは2013年以来4年ぶりとなる。