ノラと皇女と野良猫ハート 第11話「断捨離」【感想コラム】
2017年9月25日 15:41
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
最終話直前。ということで、今回はいつもと違って涙なしでは見られないエピソードです。
Contents
1 今回は穏やかな始まり方です2 唐突なラバーカップ3 魔法陣に突っ込まれるネコ4 ノラ、トイレ魔法陣に流される5 母の想いを受け、ノラ帰還
■今回は穏やかな始まり方です
洗濯物を干すシャチさん。縁側で眠るノラ。平和な日常のシーンからスタート。シャチさんの出番は、今回これで終了です。
パトリシアは庭に描かれている魔法陣に、縛った本を投げ捨てます。
パト「もう読まなくなった魔導書を片付けているの」
ユウキ「へえ、便利っすね。年末の大掃除の時とか超活躍しそう」
パト「明日原さんもいらない魔導書があれば――」
ユウキ「いや、さすがに持ってないっす」
確かに便利だけど、どこに転送されているんでしょうね。
冥界のどこか?
ちゃんと縛ってる辺り、魔法陣を使っての処理にもルールがあるのか――。
■唐突なラバーカップ
と思えば、
パト「あら? 詰まったわ」
本が魔法陣を通らなくなり……。
ユウキ「魔法陣も詰まるんすか」
パト「ええ、大きいのとかは時々」
ユウキ「なんかトイレみたいっすね」
パト「冥界の魔法をそんなたとえしないでほしいわ」
といいつつも、取り出すのはトイレのつまりを直すアレ。
ラバーカップですね。
ユウキ「やっぱトイレじゃん」
なんてツッコミはスルー。魔法陣に突き刺して、詰まりを直すパトリシア。いつもよりかはおとなしめのギャグですね。
と油断したら――
■魔法陣に突っ込まれるネコ
詰まりが直らないので、ノラを魔法陣に突っ込むことに!主人公の扱いがいつも通りです。
ユウキ「眷属ってトイレ業者みたいなこともするんすね」
冷静に言ってますけど、なかなかひどい絵面です。
■ノラ、トイレ魔法陣に流される
そしてうっかり手を滑らせ、ノラを落としてしまうパトリシア。ノラが魔法陣を通ってたどり着いたのは――過去の世界? いつもの家が見えますが、どこか雰囲気が違います。
追いかけてきたパトリシアの前に現れたのは、黒髪の女性でした。
?「あらこんにちは、どうしたの?」
ネコを探しているというパトリシアに、女性は「あの子かしら?」とノラを見ます。
じーっと女性を見つめるノラ。その女性はなんと、亡くなったノラの母親でした。
まさかのシリアス回?
母を気にするノラに対し、パトリシアはいいます。
パト「ダメよ。命を持つものは、死者と交わることはできない」
どうやら、ここは過去の世界ではなく死者のいる世界のようです。なるほど、冥界の魔法陣を通ったわけですからね。
■母の想いを受け、ノラ帰還
それでもとどまろうとするノラの頭を、母は撫でていいます
「じゃあねノラ。元気でね」と。
ネコの姿になってしまったノラの正体に、気づいたのでしょうか。
さすがは母親です。そんなことを言われたら、元気で帰るしかないです。ノラは生者の世界へと戻っていきます。
しゃべれないのに、ネコの姿なのに、ちゃんと息子なのだと理解できる母親。愛ですね。何故ネコなのか、細かいことは気にしません。
パト「ノラ。あなたの名前は、お母さんから貰った宝物なのね」
そんなこんなで、いつもの日常へ――。
終盤にシリアス回を入れてきましたね。
ただ、ショートアニメなのでギャグではなく真面目なお話になると、やっぱりちょっと物足りなさを感じてしまいますね。
詳しくストーリーを知りたければ原作をプレイしてね。ということでしょうか。
Vita版が目前に迫ってますからね!
https://twitter.com/noratoto_anime/status/911077460183179267
そして、来週はついに最終話です。このままシリアスなのか。それともギャグで行くのか。
来週のあらすじはこちらです。
遠くなったね。
気軽に会えないね。
でもまた遊ぼうね! ネコ!
う~ん、シリアスっぽく感じますが、果たして?
(あにぶ編集部/星崎梓)
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