『劇場版マジンガーZ』世界初公開はイタリアで 臨場感溢れる新カットも解禁

2017年9月21日 16:58

 2018年1月13日公開予定の長編アニメ映画『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』が、イタリアで先行公開されることが発表された。10月26日より開催する『第12回ローマ国際映画祭』の公式招待作品として、同28日にワールドプレミア(世界初上映)を実施する予定だ。続いて同31日にイタリア国内にて、11月22日に隣国のフランスにて順次公開される。

【こちらも】劇場版『マジンガーZ』2018年1月13日公開 新ビジュアルも発表

 なお、このような世界先行公開が行われている要因として、2013年9月に公開されたCGアニメ映画『キャプテンハーロック -SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK-』の存在が大きいと言われている。

 今回、イタリア国内における『劇場版マジンガーZ』の配給権を持っているのがLucky Red社(伊)。同社は『キャプテンハーロック』の際もイタリアでの配給を担当し、日本国内の1.5倍となる7億円超の興行収入を稼ぎ出した。どちらも同じく、ヨーロッパで高い知名度を誇る70年代アニメ。そのため、Lucky Red社は『劇場版マジンガーZ』も興行的成功を収めると確信しているのだろう。

■迫力いっぱいの劇中カットも続々と解禁

 フルCGになったマジンガーZが戦闘を繰り広げている場面。主人公・兜甲児、弓さやか、兜シローといったおなじみのキャラクターたちと、謎の新キャラクター・リサの姿。新しく切り取られた画像に、本編への期待が高まる。

■『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』とは

 永井豪画業50周年プロジェクトとして、大ヒットアニメ『マジンガーZ』が45年の時を経てスクリーンに復活。東映アニメーションが制作を務め、日本では2018年1月13日に全国の劇場で公開される。

 今作は、兜甲児がスーパーロボット“マジンガーZ”を操り、光子力研究所の仲間たちと共に、悪の天才科学者Dr.ヘル率いる地下帝国から地球を守った10年後が舞台。パイロットを辞めて科学者となっていた兜甲児は、富士山の地中に埋まっていた超巨大遺跡インフィニティと謎の美少女に遭遇。そして、時を同じくして宿敵Dr.ヘルが復活する。
謎が謎を呼ぶなか、立ちはだかる強大な脅威。伝説のパイロット・兜甲児と鉄(くろがね)の城・マジンガーZの運命やいかに。(記事:矢尾新之介・記事一覧を見る

関連記事

最新記事