【銘柄フラッシュ】松尾電機などEV(電気自動車)関連株が急伸し待機児童解消ニ関連するライクキッズネクスト、JPホールディングスも高い

2017年9月13日 07:01

 12日は、東証1部の値上がり率1位が2日続けてチタン工業<4098>(東1)となり、このところEV(電気自動車)関連株物色が広がる中でチタン酸リチウムが次世代電池の開発に注目され、中国が英、仏に続いてガソリン車、ディーゼル車を全廃の方針と伝えられたことが騰勢に拍車をかける格好になり2日連続ストップ高の27.2%高。

 2位はライクキッズネクスト<6065>(東1)となり、第1四半期の大幅増益に加え、政府の規制改革推進会議が待機児童の解消などの3分野は答申を待たずに前倒しして年内にも結論を出す方針と伝えられ、ストップ高の23.9%高。JPホールディングス<2749>(東1)も高値を更新。

 3位は株価ひとケタのキムラタン<8107>(東1)の16.7%高で、これを除くと日本製鋼所<5631>(東1)の16.5%高となりリチウムイオン電池用セパレータフィルム製造装置が注目されて高値を更新。

 松尾電機<6969>(東2)は自動車電装用コンデンサーが注目されてEV(電気自動車)関連株物色に乗り一時ストップ高となり大引けも急伸したまま39.4%高。児玉化学工業<4222>(東2)は株価2ケタの手軽さがあり自動車軽量化部品が注目し直されて15.1%高。

 アスカネット<2438>(東マ)はスマホ動画から「写真」を簡単に切り出せるアプリが材料視されて急伸しストップ高の20.8%高。シルバーエッグ・テクノロジー<3961>(東マ)はリアルタイム・レコメンドメールサービスに関する特許取得が好感されてストップ高の20.1%高。

 田中化学研究所<4080>(JQS)はEV(電気自動車)関連株物色に乗り一ストップ高の24.6%高となり2日連続大幅高。オンキヨー<6628>(JQS)は話しかけると家電などを作動できるAI(人工知能)スピーカーに関連する銘柄とされて急伸し15.1%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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