マザーズ指数は反落、売買代金は今年最低、インフォテリなどに物色/マザーズ市況

2017年9月7日 17:02


*17:02JST マザーズ指数は反落、売買代金は今年最低、インフォテリなどに物色
 本日のマザーズ市場は、米株高や日経平均の反発スタートが支援材料となり、前日からの買い戻しの流れを引き継いでスタートした。ただ、マザーズ指数は朝高後下げに転じ、軟調な展開となった。引き続き北朝鮮情勢に対する個人投資家の警戒感が強く、積極的な買いは限定的だった。1部市場やジャスダック市場におけるEV(電気自動車)関連などのテーマ株に資金が向かった面もあるようだ。なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で659.79億円と今年最低だった。騰落数は、値上がり73銘柄、値下がり152銘柄、変わらず13銘柄となった。
 個別では、アカツキ<3932>、メタップス<6172>、ミクシィ<2121>、UUUM<3990>、サイバーS<3810>などが下落した。SOSEI<4565>は小幅安。また、エンバイオHD<6092>やGNI<2160>がマザーズ下落率上位に顔を出した。GNIなどは信用買い残が依然として高水準であることが重しとなったようだ。一方、マザーズ売買代金トップのインフォテリ<3853>は仮想通貨取引所を運営するテックビューロに追加出資すると報じられ、大きく買われる場面があった。その他売買代金上位では、総医研<2385>、JIA<7172>、アセンテック<3565>、アトラエ<6194>などがプラスを確保した。また、アクアライン<6173>、大泉製<6618>、ビーブレイク<3986>がマザーズ上昇率上位に顔を出した。《HK》

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