リンク・セオリー、ミレニアル向け新ライン「セオリー2.0」日本で発売
2017年9月7日 16:14
リンク・セオリー・ジャパン(東京、畑誠社長)は9月1日、ミレニアル世代の女性をコアターゲットにしたカプセルコレクション「Theory2.0(セオリー ツー・ポイント・オー」の販売を開始した。商品開発やプロモーションについてもミレニアル世代のスタッフを起用し、若い顧客層の獲得を狙う。
初シーズンとなる2017秋冬は、全32アイテムで構成。20代後半~30代前半の女性を対象に、深めのVネック・プルオーバーやシャツドレス、スキニーデニム、フェイクレザーのジャケットなどをそろえた。着回しの効くアイテムや、自宅で洗濯できるウォッシャブル素材を多く採用しているのも特徴。価格は本ラインの7割ほどに抑えた。
ターゲット層と同世代のスタッフがチームとなり、商品開発からデザイン、マーケティング、マーチャンダイジングを手がけた。デジタル世代の需要に応え、実店舗は構えず、オンラインストアを主販路として販売する。ECを販売チャネルの主軸とする。プロモーションも、ウェブメディアとのタイアップをメインに行う。
日本では、9月1日からオンラインストアで販売。6日から伊勢丹新宿本店で期間限定店を開くが、ショールーム型販売を導入。タブレット型端末を用意し、オンライン経由での購入を促す。
米国では7月18日から販売をスタート。一部の「セオリー」店舗で販売コーナーを設けているが、お客の4割がネット経由で購入をしていくという。韓国、台湾、中国での販売も行う。
東京・青山の「セオリー」旗艦店で行われた新ラインのプレゼンテーション。 モデルによるショーも。 ショー後にブランドのコンセプトなどについて説明するウィメンズ生産担当の丸山拓郎氏。 日本でもミレニアル世代のスタッフが中心となりマーケティングやプロモーションを行う。
■「Theory2.0」日本公式サイト http://www.theory.co.jp/2.0/