琳派×漫画・アニメキャラの展覧会が京都髙島屋で
2017年9月2日 15:41
展覧会「ぼくらが日本を継いでいく-琳派・若冲・アニメ-」が、2017年9月13日(水)から25日(月)まで、京都髙島屋で開催される。
本展で展示されるのは、400年の歴史を誇る琳派の日本画と漫画・アニメのキャラクターを融合した作品群。「日本古来の絵画の流れを受けているともいえる漫画やアニメを、琳派的手法で描くとどうなるか?」という視点から、日本画と着物を基盤とする京都の老舗工房・豊和堂の絵師が描いたものだ。
会場では、2015年に京都国際マンガミュージアムで開催された「琳派オマージュ展」などで発表された作品から、若冲の作品に着想を得て2017年に制作された初公開の新作まで、計35点を一堂に展示。
伊藤若冲「鶏図」と初音ミクを組み合わせた〈初音ミク×若冲鶏〉のほか、〈ブラック・ジャック×富士烏〉、〈リラックマ×軒端の梅〉など、伊藤若冲や俵屋宗達、神坂雪佳らの作品をモチーフに、現代のキャラクターたちが時代を超えて融合した新たな世界観の作品が楽しめる展覧会となっている。
【開催概要】
展覧会「ぼくらが日本を継いでいく-琳派・若冲・アニメ-」
会期:2017年9月13日(水)〜9月25日(月)
会場:京都髙島屋7階グランドホール(京都市下京区)
入場時間:10:00〜19:30(午後20:00閉場)
※最終日は16:30まで(17:00閉場)
入場料:無料