自民党に代わる選択肢を作る使命がある 民進新代表の前原氏

2017年9月2日 10:42

 民進党の前原誠司代表は1日、記者団の質問に答え「新体制を決め、みんなで、党を政権交代の高みまでもっていくことに力を注ぎたい。自民党に代わる選択肢を作る使命がある」と決意を示した。

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 党執行部人事については「代表に選出されたばかりなので、少し考えさせていただく」と答えた。ただ、10月には衆院選補選を控え、今月下旬からは臨時国会が召集される予定で、選挙対策、野党第1党としての存在感を臨時国会で示すためにも、1日も早いスタートが求められている。人事を決める両院議員総会は「来週の早い時期に開きたい」と述べた。

 

 また前原代表は10月22日投開票となる衆院選挙補選(青森、新潟、愛媛)の戦いについて、野党共闘をどう進めるのかとの問いには「まず各県連から話を聞き、相談して決めていきたい」とした。

 また、日本共産党との関係性については「政党は理念・政策が大事。政権選択の衆院選挙においては、それがなければ成り立たない」とこれまでの考えを改めて強調。

 前原代表は「今までの執行部が積み重ねてきた協力関係や約束は尊重するが、是非について見直しも含め検討すると言ってきた。これからまとめる執行部でどういう判断をするか議論していく。私の考えを含めて私を代表に選んでもらったと重く受け止めていく」と路線の軌道修正をうかがわせた。(編集担当:森高龍二)

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