ルノー、新型SUV「カジャー」の限定車100台限定で先行発売
2017年9月2日 10:55
ルノー・ジャポンが来年日本導入を目指しているCセグメントの新型SUV「ルノーKADJAR(カジャー)」の正式導入前の特別限定車「ルノー・カジャー Bose」がリリースされた。ボディカラーは写真の「白」のみ、台数は100台の限定だ。
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ルノー・ジャポンの今年の販売は好調で、昨年の累計販売台数5303台を今年1?9月の販売台数で突破するという。ルノーのCセグメントのモデルでは、現在「次期メガーヌ」の登場を待っている段階。
ボディサイズは、全長4455mm、全幅1835mmに対し、全高が1610mm、ホイールベース2645mmと低くスポーティなプロポーションでワイドボディに思わせながら、最低地上高は200mm、アプローチアングルは18度、デパーチャーアングルは28度と、SUVとはいえクロカン車にも負けないダイナミックなフォルムとなっている。ライバルはフォルクスワーゲン・ティグアンやプジョー3008あたりだろう。
アスリートを思わせる筋肉質なフォルム、抑揚のあるボディ面構成がルノー車の一族であることを伝え、19インチ大径タイヤ&ホイールを収めるホイールアーチ、ボディ下部全周をカバーするアラウンドボディ・プロテクターが、SUVらしさを強調する。
コクピットのドライバーは、高い位置に配されたセンターコンソールと水平を基調にデザインされたダッシュボードに囲まれながら、高いアイポイントから視界も良い。ダッシュボード上部を囲むシルバーのベゼル、センターコンソール両脇に配されたサテンクロームや、フロント左右ドアとセンターに配されたレザー調インナーハンドル、メーター上部のパネルに施されたダブルステッチが、上品な雰囲気を演出する。
ルノー・カジャーは、気分に合わせてカラーや表示を自在に変更できる、フルカラーTFTのメーターパネルを採用した。表示できるカラーは、レッド、ブルー、ブラウン、グリーン、パープルの5色で、メーターパネル中央の画面には、スピードメーター、タコメーター、オーディオ、運転支援システム(ADAS)を表示することができる。
ルノー・カジャーには、2台のカメラ、12個のセンサー、そしてミリ波レーダーで車両の周辺状況をリアルタイムで分析し、安全なドライブをサポートする、運転支援システム(ADAS)が搭載されている。
機能を列記すると、フロントカメラで車両前方の白線を検知し、車線をはみ出しそうになった場合、ブザーで注意を促します。70km/h以上で作動します。音量(5段階)と、感度(3段階)が設定できるLWD(Lane Departure Warning/車線逸脱警報)。
4つの超音波センサー(前2個、後2個)が、ドライバーから見えにくい死角の車を検出し、 隣接車側のドアミラー内のLEDインジケーターで注意を促します。LEDインジケーターは、 死角に車が近づくと点灯し、ウィンカーを出すとより注意を促すため点滅するBSW(Blind Spot Warning/後側方車両検知警報)。
エマージェンシーブレーキサポート(アクティブブレーキ)、イージーパーキングアシストなどとなる。また、日本導入ルノー車としては初となるLEDの「デイタイムライト」を採用し、被視認性を高めている。
特別限定車「ルノー・カジャーBose」は、その名のとおり9スピーカー「Boseサウンドシステム」が特別に搭載されたモデルで、価格は344.0万円。(編集担当:吉田恒)