メドレックスは米国で開発中の新製剤に期待集まり後場急伸

2017年9月1日 13:21

■痙性麻痺治療貼付剤チザニンテープ剤の追加試験を開始と発表

 経皮吸収型製剤などのメドレックス<4586>(東マ)は1日の後場、一段強含んで始まり、取引開始後に16%高の850円(118円高)をつけて出直りを強めている。1日の正午前、米国で開発中の痙性麻痺治療貼付剤MRX-4TZT(チザニンテープ剤)の第1相臨床試験の追加試験を開始したと発表。注目された。

 業績は赤字が続いているが、先に発表した第2四半期決算(2017年1~6月累計、連結)は営業・経常・純利益とも前年同期比で赤字が縮小した。株価も17年5~6月は900円台から1000円台で推移してきたため、全体相場の回復しだいでは、この水準に復帰仕手も不自然ではないとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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