映画『ユダヤ人を救った動物園 〜アントニーナが愛した命〜』主演ジェシカ・チャステイン
2017年8月29日 21:07
映画『ユダヤ人を救った動物園 〜アントニーナが愛した命〜』が2017年12月に全国公開される。
本作の原作は、作家ダイアン・アッカーマンによるノンフィクション「ユダヤ人を救った動物園 ヤンとアントニーナの物語」。第二次世界大戦中のポーランド・ワルシャワで、動物園の園長夫妻ヤンとアントニーナがユダヤ人を動物園に匿い、300名もの命を救った姿を描いた感動の実話だ。
自らの命の危険を冒してでも、ナチス・ドイツに対して勇敢に立ち向かっていった、彼らの強い信念。そして人も動物も母性で包み込むアントニーナの深い愛情。それは絶望の淵へ立たされたユダヤ人たちを勇気づける、大きな希望となった。本当に大切なものを見つめる心、戦争でも奪えない命の輝きを描いた作品となっている。
主人公・アントニーナを演じるのは、アカデミー賞作品賞他多くの賞レースにノミネートされた『ゼロ・ダーク・サーティ』のジェシカ・チャステイン。強さと優しさを兼ね備えた美しい女性を熱演する。
■ストーリー
1939年、ポーランド・ワルシャワ。ヤンとアントニーナ夫妻はヨーロッパ最大の規模を誇るワルシャワ動物園を営んでいたが、その年の秋にドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が勃発。動物園の存続も危うくなる中、夫のヤンから「この動物園を隠れ家にする」という驚くべき提案をする。ヤンがゲットー(ユダヤ人の強制居住区域)に忍び込みユダヤ人たちを次々と救出し、動物園の檻に忍び込ませ、アントニーナは得意のピアノや温かい食事で、彼らの傷ついた心を癒していく。時にそのピアノの音色は「隠れて」「逃げて」などの合図になることもあった―。この“救出活動”がドイツ兵に見つかったら自分たちだけでなく我が子の命すら狙われてしまう。いくつもの危険を冒しながら、彼らはいかにして300もの命を救ったのか―。
【作品詳細】
『ユダヤ人を救った動物園 〜アントニーナが愛した命〜』
公開時期:2017年12月、TOHO シネマズみゆき座他にて
監督:ニキ・カーロ
脚本:アンジェラ・ワークマン
出演:ジェシカ・チャステイン、ヨハン・ヘルデンベルグ、マイケル・マケルハットン、ダニエル・ブリュール
原作:ユダヤ人を救った動物園(亜紀書房)
原題:The Zookeeper’s Wife
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