『キミスイ』ヒットで浜辺美波に脚光、劇場アニメ化も決定

2017年8月29日 20:31

■『キミスイ』がロングヒット

 2017年の夏映画も様々な作品が公開された。その中で人気小説を原作とした『君の膵臓をたべたい』がロングヒットとなり、興行収入は20億円を突破している。日本映画界にとっても喜ばしい成績を残した本作だが、主演の浜辺美波の存在感が大きなキーとなっているようだ。

【こちらも】浜辺美波、8月29日の発売前に写真集の重版決定「率直にうれしいです!」

■透明感のある笑顔が魅力の浜辺美波

 浜辺美波は石川県出身の2000年生まれ。まだ10代の若手女優だ。2011年の「東宝シンデレラオーディション」でニュージェネレーション賞を獲得して芸能界入り。同年に上映された『アリと恋文』では早速主演を務めるなど、業界からも注目されている女優である。

 その後もフジ系列のスペシャルドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』で本間芽衣子役を演じ、さらに2016年には実写版『咲-Saki-』でも主人公の宮永咲を担当。他にも様々なドラマや映画に出演しており、2017年9月30日から公開予定の『亜人』にも出演。まさに今後の映画シーンを語る上で外せない女優である。

 演技はもちろん、そのキュートなルックスは異性だけでなく同性からも好評のようだ。『君の膵臓をたべたい(キミスイ)』では、はかない女子高生役を見事に演じており、その姿に同年代の女子高生や20代女性が惹きつけられているようだ。その結果が『キミスイ』のロングヒットにも影響しているのだろう。

 映画の人気に比例する形で、浜辺美波の評価も急上昇しているようだ。2015年にはファースト写真集『瞬間』を出版しており、2017年8月29日には第2弾となる『voyage』を出版。こちらの写真集は発売日前にすでに重版が決定するほどの人気ぶりで、女優が出す写真集としては異例の事態だ。しかも、水着など男性受けしそうな写真は含まれておらず、女性も多く購入しているのではないかと思われる。

■ヒットを受け『キミスイ』がアニメ化

 浜辺美波主演で大きなヒットとなった『君の膵臓をたべたい』だが、すでにアニメ映画化も発表されている。本編は基本的に原作に忠実な流れとなっており、主人公とヒロインの絵だけが公開されている。Youtubeには短い予告が公開されているが、声優などはまだ公開されていない。アニメ映画は2018年に公開予定となっており、『キミスイ』ファンには見逃せない作品となるだろう。

 アニメ版も決まった『君の膵臓をたべたい』と共に、浜辺美波の活躍から目が離せないところだ。(記事:藤田竜一・記事一覧を見る

関連記事

最新記事