映画『ママレード・ボーイ』集英社「りぼん」の人気コミック実写化

2017年8月25日 11:36

 集英社の月刊少女マンガ誌「りぼん」にて1992年5月号から1995年10月号まで連載された、吉住渉の人気コミック『ママレード・ボーイ』の実写化が決定。桜井日奈子と吉沢亮を主演に迎え、2018年に公開される。

■両親のダブル離婚&再婚で同居に!高校生2人の青春ラブストーリー

 『ママレード・ボーイ』は、シリーズ累計発行部数1,000万部、文庫版(全5巻)がいまだ売れ続けている人気コミック。1994年にテレビアニメ化、1995年にアニメ『劇場版ママレード・ボーイ』、そして2001年には台湾でテレビドラマ化もされ、長年にわたって国内外の多くのファンに愛されてきた。物語の主人公は、同い年の高校生・小石川光希(みき)と松浦遊(ゆう)。2人は、両親のダブル離婚、そしてお互いパートナーを交換してのダブル再婚によって同居生活をすることとなる。そんな少し異常な両親たちと一定の距離を保ちたい光希に対して、まったく気にする様子のない遊。クールな中にも、時折見せる遊の優しさに、光希は次第に惹かれていく。そんな中、中学の時、自分を振ったはずの銀太が光希に告白。さらに、遊の彼女だったと主張する亜梨実も現れて……。異性との同居、ツンデレの彼、三角関係、引き裂かれる二人、友情、家族愛。究極の胸キュンと感動のラブストーリーが描かれる。

■桜井日奈子&吉沢亮のダブル主演

 光希を演じるのは、現在ドラマ、CM、舞台と活躍の場を広げている女優・桜井日奈子。一方、頭脳明晰・スポーツ万能と王子様を絵に描いたような遊役は、『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』などでも実写化映画に出演している俳優・吉沢亮だ。また、スタッフ陣もヒットメーカーが集結。映画『ストロボ・エッジ』、『オオカミ少女と黒王子』の廣木隆一がメガホンをとる。脚本はドラマ「ラブジェネレーション」、「神様、もう少しだけ」の浅野妙子が担当する。また、『銀魂』の小岩井宏悦・松橋真三と、『22年目の告白―私が殺人犯ですー』『ちはやふるー上の句・下の句―』の北島直明らがプロデューサーとして参加。女子高生の等身大の恋愛を描く少女コミックの原型ともいえる『ママレード・ボーイ』を、どのように表現するか期待したい。

■あらすじ

 女子高生の小石川光希は、ある日突然、両親から離婚することを告げられる。ハワイ旅行で出会った松浦夫妻と気が合い、母親がその夫と、父親がその妻と恋に落ちたためお互いパートナーを交換して再婚するのだと言う。しかも、松浦夫妻の1人息子で光希と同い年の遊も含めてみんなで一緒に暮らそうとまで言い出す始末…。そんな常識はずれな両親たちのもと、一つ屋根の下で暮らし始める光希と遊。異常すぎる両親たちと一定の距離を保ちたい光希に対して、そんなことはまったく気にする様子のない遊。クールな中にも時折見せる遊の優しさに次第に惹かれていく光希。そんな中、中学の時、自分を振ったはずの銀太が光希に「ずっと好きだった」と告白!昔、遊の彼女だったと主張する亜梨実も現れて――。

【詳細】『ママレード・ボーイ』公開時期:2018年主演:桜井日奈子 吉沢亮原作:吉住渉 『ママレード・ボーイ』(集英社文庫コミック版)監督:廣木隆一 脚本:浅野妙子プロデューサー:小岩井宏悦、松橋真三、北島直明©吉住渉/集英社 ©2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会

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