電気から作る食品、水・二酸化炭素・微生物を合成で

2017年8月22日 07:57

 水と二酸化炭素、微生物を反応させて人間が必要とする栄養を備える粉末を合成するという研究が進められているそうだ(WIREDLappeenranta University of Technologyの発表)。

 この粉末は、合成に電力を使うことから「電気から作る食品」と呼ばれている。成分は50%以上がタンパク質、25%が炭水化物、残りは脂肪と核酸とのこと。

 ただ、1gの生産に2週間以上が必要となる課題があるという。そのため、実用化への道のりはまだ長いようだ。

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