Android 8.0のコードネームが「Oreo」に決定、近日中にリリース
2017年8月22日 11:36
Googleはアメリカ時間で8月21日、次期Android OSのコードネームは「Android 8.0 Oreo(オレオ)」であると正式に発表した。すでに公式サイトもオープンしている。この発表は全米を横断した皆既日食の終了に合わせたもので、プロモーションビデオではAndroid Oreoは日食によって宇宙から来訪したヒーローとして描かれている。Oreoは米Nabisco社のクリーム入りクッキーで、日本を含む世界各国で発売されている。
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Android OのコードネームについてはOreoの他にもOatmeal Cookie(オートミールクッキー)、Orellete(オレイエット、スペインの伝統的なお菓子)などの候補があったが、Google+に投稿されたティザー動画のとおり「Oreo」となった。商品名がコードネームとなるのはAndroid kitkat 4.4以来で、コラボレーション商品の登場も期待できる。
Android 8.0 Oreoでは、次のような新機能が予定されている。
・アプリのバックグラウンドでの動作を最小限に抑え、バッテリーを長持ちさせる
・オートフィルによりログインしやすくなる
・ピクチャーインピクチャーで1度に2種類のアプリを見る
・プッシュ通知機能の強化
・インストールなしに新しいアプリを使えるAndroidインスタントアプリ
・不正なアプリから端末とデータを保護するGoogle Play Protect
Android Oreoの配布は「近日中」となっており、日付は正式発表されていない。最初に配信されるのはGoogleネイティブの端末であるNexus 5X/Nexus 6P、Nexus Player、Pixel/Pixel XL/Pixel Cの6種類となる。他の対象となる端末はキャリアおよび端末メーカーによって異なるので、端末メーカーやキャリアの公式サイトでの確認が必要となる。(記事:成瀬京子・記事一覧を見る)