米AT&TのGalaxy Note 4整備済品、危険な互換バッテリー判明でリコール
2017年8月20日 20:21
米消費者製品安全委員会(CPSC)は16日、AT&Tが提供したGalaxy Note 4の整備済製品で過熱や発火のおそれがある互換バッテリーが使われていたとしてリコールの実施を発表した(CPSCの発表、バッテリー交換特設サイト、The Vergeの記事、BetaNewsの記事)。 このGalaxy Note 4はFedEx Supply Chainが販売したもので、2016年12月~2017年4月にAT&Tの保険プログラムを通じた交換品としてのみ提供された。しかし、製品ではSamsungの正規品ではなく、互換バッテリーが使われており、過熱や発火、火事の危険性が確認されたという。現在のところFedEx Supply Chainでは過熱の報告のみ受けており、負傷や物的被害の報告は受けていないとのこと。 Galaxy Note 4のバッテリーはユーザーが取り外し可能であり、FedEx Supply Chainではユーザーに交換用バッテリーの送付を行っている。対象のバッテリーはおよそ10,200個で、製造業者は不明。CPSCのWebサイトに掲載された写真をみると、ラベルに何も印刷されていないバッテリーのようだ。なお、交換用のバッテリーが正規品であるとは記載されていない。