飲酒で記憶力向上か 飲酒直前までに覚えたことを忘れにくくなる?

2017年8月17日 15:56

 英University of Exeterの研究者らが、飲酒によって記憶力が向上するという研究成果を発表した(同大学の発表Scientific Reports掲載論文WIRED)。

 研究では、88人を対象にアルコールを飲んだあとに「言葉を記憶するタスク」を行ってもらったという。その後、被験者らを「好きなだけアルコールを飲んで良い」グループと、「飲んではいけない」グループに分け、その翌日に同じタスクを行ってもらったという。その結果、「好きなだけ飲んで良い」グループのほうがより多くの言葉を記憶していたことが分かったという。

 アルコールには記憶力を弱める働きがあるが、そのために「学習したばかりの情報がよりよく定着した」可能性があるという。

関連記事

最新記事