ナイツ&マジック 用語解説【感想レビュー番外】

2017年8月16日 15:56

記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ

 あにぶライターの如月さんが毎週執筆している「 ナイツ&マジック 」感想コラム。大好評連載中ですが、「ナイツ&マジック」物語の背景や登場キーワードが多岐にわたり、途中参加の視聴する初心者ではなかなか全体像がわかりづらいので、如月さんに用語解説ページを制作して頂きました。

 漢字表記は文庫版より引用しております。

■ナイツ&マジック 登場の魔法関係


魔法術式(スクリプト)
 基礎式と制御式によって構成される図形の形で表される。その組み合わせパターンが地球でのプログラム言語の論理法則に酷似していたことから、エルは魔法術式への深い理解を得るとともに改良の余地を見出すことになる。

紋章術式(エンブレムグラフ)
 銀板に魔法術式を刻み込んだもの。これに魔力を流すと、刻まれた魔法が発現する。

魔術演算領域(マギウスサーキット)
 この世界の意志ある生物であれば、必ず所持している脳の仮想器官。魔法術式をここで演算することによって、魔法現象を発現させる。べへモスとの戦いのときエルは直接制御でグゥエールを動かしていたが、通常の人間の脳では幻晶騎士の魔法術式を演算しきれないため魔導演算機が搭載されている。

直接制御(フルコントロール)
 魔導演算機を使用せず、魔術演算領域だけで幻晶騎士を操縦すること。演算能力が人外の域に達していないと出来ない。

■エルの発明品


銃杖(ガンライクロッド)
 エルが考え出した“剣を装着する形で運用する杖”、地球での銃のように魔法の照準をつけることが出来る。

幻晶甲冑(シルエットギア)
 エルが訓練用に開発した、パワードスーツみたいなもの。初期型は自分で魔法術式を演算して動かさなければならないので、使い勝手はとても悪い。後に改良され、様々な発展型が生まれて活用されることになる。

モートルビート:
 最初に開発された幻晶甲冑。魔導演算機が搭載されていないので、乗り手が自分で演算して動かす必要がありとても使い勝手が悪い。

モートリフト
 小型の魔導演算機を搭載した新型。ナイトスミスでも自在に扱えるため、作業効率が一気に跳ね上がった。この世界には建設機械の類が存在していなかったので、モートリフトがその地位に就くことになる。

■フレメヴィーラ王国


騎操士(ナイトランナー)
 騎士の中でも、幻晶騎士の操縦者であることを示す身分。

国立機操開発研究工房・国機研(シルエットナイトラボラトリ)
 フレメヴィーラ王国で幻晶騎士の開発を担う国家機関。

銀凰騎士団
 新しく設けられた、ライヒアラ騎操士学園のテレスターレを開発した生徒達で構成される国王直属の騎士団。新型幻晶騎士の開発と運用データの収集、団長の警護を任務としている。団長はエルネスティ・エチェバルリア。

朱兎騎士団
 ディクスゴード公爵配下の騎士団、カザドシュ事変により多大な損害を受ける。

藍鷹騎士団
 フレメヴィーラ王国の諜報部隊。カザドシュ事変の再発を防ぐためにディクスゴード公爵の下、国内に存在する他国の密偵を狩り出す。エルの開発した物を守るため、銀凰騎士団周辺の警戒にもあたっている。銀騎士団との連絡役を務めるのはノーラ・フリュクバリ。

結界
 藍鷹騎士団による警戒網。銀凰騎士団のあるライヒアラ騎操士学園周辺を護る。

アルヴァンズ
 フレメヴィーラ王国内の重要地域を守護する、国内有数の精鋭部隊。

■他国関係


西方諸国(オクシデンツ)
 フレメヴィーラ王国での、オービニエ山脈の西側に存在する国々の総称。魔獣の生息地域から離れているため、国同士の争いに幻晶騎士が用いられている。

魔獣番
 フレメヴィーラ王国の蔑称、銅牙騎士団とその本国の者が口にする。銅牙騎士団:西方にある某国より放たれ、フレメヴィーラ王国に潜んでいた密偵部隊。テレスターレの1体を奪取し、本国へと持ち帰った。

■幻晶騎士関係


ナイツ&マジック 用語解説【感想レビュー番外】

画像引用元:©天酒之瓢・主婦の友社/ナイツ&マジック製作委員会

幻晶騎士(シルエットナイト)
 魔獣と戦うために作られた人造の騎士。構造は人体をモデルにしており、『人の力を拡大する』という思想に基づいて作られている。しかし、地球の知識を持つエルによって新たな方向へと発展を始めることになる。

結晶筋肉(クリスタルティシュー)
 幻晶騎士の動作と、魔力のタンクの役割を果たす部位。文字通り筋肉のような外見をしている。

銀線神経(シルバーナーヴ)
 グゥエールの操縦桿を引っこ抜いたエルが、銃杖に巻き付けていたのがコレ。魔法術式の伝達を行う。

魔導演算機(マギウスエンジン)
 魔法術式を演算・魔力転換炉の出力を制御し、幻晶騎士を動かす中枢。普通の人間ではこの部分に手を入れることは出来ないが、エルは易々と書き換えてしまう。

魔力転換炉(エーテルリアクタ)
 エーテルから魔力を生み出す源、地球の機械で言うところのエンジンに当たる。その製法は国家機密として秘匿されているが、エルはべへモス討伐の褒章としてその知識を求めた。自分の幻晶騎士を、魔力転換炉から自作するためである。

魔導兵装(シルエットアームズ)
 幻晶騎士の持つ杖。製造時に紋章術式を刻み込むことで、魔力を込めるだけでその魔法を発現する。幻晶騎士用の戦術級魔法となると、紋章そのものが巨大になりかさばる。

背面武装(バックウェポン)
 補助腕(サブアーム)に魔導兵装を持たせることで、武器を持ち変えることなく魔法攻撃を可能にするためのもの。

選択武装(オプションワークス)
 補助腕に取り付ける様々な装備の総称。ツェンドルグ開発中に、テレスターレ強化のため色々と作られテストされた。

国王騎
 各国の象徴となる、国王専用幻晶騎士を指す言葉。フレメヴィーラ王国のものは謁見の間に座する黄金の機体、レーデス・オル・ヴィーラ。

■魔獣関係


陸皇亀(べへモス)
 師団級魔獣。師団級魔獣の出現は、建国以来300年ぶりとされる。強化魔法によって全身が硬く、並の攻撃では通用しない。死ぬと強化魔法が切れ、自重を支えきれなくなって自壊する。エルの操縦するグゥエールによって討たれた。

呪餌(カースド・ベイト)
 魔獣を呼び寄せた挙句、興奮させて凶暴性を増加させる物質。魔獣の被害が深刻なフレメヴィーラ王国では製法は極秘とされ、所持しているだけでも極刑に処せられる禁忌とされている。

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 ナイツ&マジック 感想コラムのまとめ

(あにぶ編集部/如月)

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