Google Playでマルウェア含まれたアプリが多数発見
2017年8月16日 15:58
Android端末向けのトロイの木馬「BankBot」が仕込まれたアプリがGoogle Playで多数配信されているという(ZDNet Japan)。
このトロイの木馬はたびたび話題になっており、2016年12月に見つかったとされている。今回問題が見つかったアプリはインストール直後は悪意のある行動は行わないが、その後ユーザーがアプリのアップデートを行うとBankBotが組み込まれ、端末から認証情報を盗み、その情報を使ってインターネットバンキングサイトなどにアクセスして不正送金などを行うという。
Google Playではマルウェアをブロックする仕組みがあるが、アップデート時にマルウェア的な機能を追加させることでこの制限を迂回しているようだ。また、ユーザーの端末が旧ソ連の国々で稼働している場合は、BankBotが作動しないという話も出ている。