米Ionic Materials、充電可能なアルカリポリマー電池を開発
2017年8月9日 21:20
米マサチューセッツ州ウォーバーンのIonic Materials社が、リチウムイオン電池の代替となる電解液を使用しないアルカリ充電池を開発しているという。(GIGAZINE、The NewYork Times、Slashdot)。
同社によると、この電池は数百回の充電が可能で、リチウムイオン電池のような過熱問題も発生しないという。リチウムイオン電池より重いという欠点はあるが、コストや充電容量の点でもアドバンテージがあるとのこと。さらにコバルトなどのレアメタルを使用しない点も特徴。現在は素材の1つに亜鉛を使用しているが、これをより低価格なアルミニウムに置き換えることができる可能性もあるという。
すでに試作品の製造段階に入っており、今後5年以内に実用化したいと考えているようだ。