ドキュメンタリー映画『ミスター・ガガ 心と身体を解き放つダンス』10月公開
2017年8月9日 11:16
映画『ミスター・ガガ 心と身体を解き放つダンス』が、2017年10月14日(土)より、シアター・イメージフォーラムほか全国の劇場で順次公開される。
■現代ダンス界の教祖的存在、オハッド・ナハリンの創作の秘密に迫るドキュメンタリー
イスラエルを代表するコンテンポラリーダンスカンパニーのバットシェバ舞踏団。本作は、1990年からそのバットシェバ舞踏団で芸術監督・振付家を務めるオハッド・ナハリンを、8年間に渡って長期密着取材したドキュメンタリー映画だ。映画本編は、その人生を振り返る貴重な資料映像と、代表的な公演の記録映像を数多く使用したダンスシーンとで構成。「GAGA(ガガ)」と呼ばれる独自の身体能力開発メソッドを考案し、現代人の身体感覚や直感的な感性を目覚めさせてきた彼の創作の秘密に迫る。
■天才舞踊家、ピナ・バウシュのドキュメンタリー映画を監督したヴィム・ヴェンダースも絶賛
世界の舞台芸術に多大な影響を与えた天才舞踊家、ピナ・バウシュの人智を超えた身体表現を最新技術で捉えたドキュメンタリー映画『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』を監督した名匠ヴィム・ヴェンダースも、「この映画にやみつきだ。映画が終わるころには、まだまだ見たいという気持ちになる。そしてそう思った瞬間、自分の身体が動きだす…」と本作を評価している。また、女優のナタリー・ポートマンも「オハッドが映画監督をスタジオに入れる許可を出したなんて、とてもエキサイティング。この映画は多くの人々にとって素晴らしい体験になると思います。スタジオの中に入れるだけでなく、オハッドの心の中にも入り込めますから」とコメント。なお、彼女は本作の出演者としてもクレジットされている。
■公開と同時期に来日公演も
さらに、映画内にも登場する演目の来日公演「LAST WORKーラスト・ワーク」が、埼玉・福岡・愛知・滋賀で開催決定。ひたすら走り続ける人、祈る人、つるむ人々、囚われる人、逃げる人…オハッド・ナハリンとバットシェバ舞踏団の驚異的なダンサー18人が現代に向けた強烈なメッセージを表現した本公演も、是非映画と合わせて鑑賞してみてはいかがだろう。
■作品情報
映画『ミスター・ガガ 心と身体を解き放つダンス』公開日:2017年10月14日(土)監督:トメル・ハイマン製作:バラク・ハイマン音楽:イシャイ・アダル出演:オハッド・ナハリン、ナタリー・ポートマン、マーサ・グラハム、モーリス・ベジャール、マリ・カジワラほか原題:MR.GAGA■来日公演バットシェバ舞踏団/オハッド・ナハリン「LAST WORKーラスト・ワーク」公演日・場所:2017年10月28日(土)・29日(日) 彩の国さいたま芸術劇場(0570-064-939)2017年10月31日(火) 北九州芸術劇場(093-562-2655)2017年11月3日(金・祝) 愛知県芸術劇場(052-971-5609)2017年11月5日(日) 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール(077-523-7136)