「Fall Creators Update」はひどいネーミングか?
2017年8月7日 09:18
MicrosoftはWindows 10の次期大型アップデートを「Fall Creators Update」と呼んでいるが、ひどいネーミングだと思う人も多いようだ。このネーミングの是非についてNeowinが考察し、もっといい名前がないか読者のコメントを求めている(Neowinの記事)。 「Fall」は秋という意味だが、7月には北米以外の英語版Fall Creators Update紹介ページで一時「Autumn Creators Update」と「誤訳」されるトラブルも発生している。また、秋は全世界で同時期に訪れるわけではなく、Fall Creators Updateの提供開始時期に南半球は春を迎えることから、意味をなさないといった批判も出ている。Creators Updateの提供ペースからみて、広くアップデートが提供される頃には北半球でも秋ではなくなっている可能性が高い。 ただし、2015年11月に提供が始まったWindows 10最初の大型アップデート「November Update」(このバージョンのみ「11月のアップデート」と訳されていた)や、2016年8月に提供が始まった2度目の大型アップデート「Anniversary Update」よりはいいと考える人もいるようだ。 Windows以外では各バージョンの内容と意味的なつながりのない愛称が付けられているOSも多いが、Windows 10の場合は意味を持たせていることで、わかりにくさを気にする人が多いのかもしれない。Neowinの記事に付けられているコメントでは、バージョン表記だけで十分との意見が多いようだ。実際のところ、Windows 10のバージョン情報にはバージョン番号やビルド番号しか表示されない。スラドの皆さんのご意見はいかがだろうか。