『機動戦士ガンダム SEED DESTINY』スティング・オークレー とカオスガンダムとは!?
2017年8月6日 21:55
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
『機動戦士ガンダムSEED』『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する強化人間について、これまで何人かに触れてきました。
残る最後の1人、スティング・オークレーについても触れてみようと思います。
■スティング・オークレー はリーダー的存在?
スティング・オークレーとは、『機動戦士ガンダムSEEDDESTINY』に登場する地球連合軍・第81独立機動群所属のエクステンデッドの1人。以前に紹介した、ステラ、アウルと組んで行動することの多いキャラクターです。
アニメ第1話において、ステラ&アウルと共にザフト軍のMSを強奪、カオスガンダムに乗り込みます。
アウルとバスケをしたり、ステラに対して口の悪さを発揮するアウルをなだめたりと、3人の中では世話焼きお兄さん的な一面を見せる少年でもあります。
しかしそこは、戦うために精神をコントロールされている強化人間。アウル&ステラや、前作にあたるガンダムSEEDに登場したクロトたちと同様、戦闘時は冷酷に相手を殺していきます。
■強襲用の機体 カオスガンダム
そんな彼の乗る機体、カオスガンダムは変形機能を持つグリーンカラーのガンダムです。
装備は以下の通り。
・MMI-GAU1717 12.5mmCIWS
・MMI-GAU25A 20mmCIWS
・MGX-2235B カリドゥス改複相ビーム砲
・MA-BAR721 高エネルギービームライフル
・MA-M941 ヴァジュラビームサーベル
・MMI-RG330 巡航機動防盾
・EQFU-5X 機動兵装ポッド
・MA-81R ビーム突撃砲
・AGM141 ファイヤーフライ誘導ミサイル
・MA-XM434 ビームクロー
強力な武器を多数搭載し、変形時はクロウを使って奇襲を仕掛けることも可能。強襲用のMSです。
機動兵装ポッドは機体から独立し、単独で動かすことのできる、いわゆるファンネル系の武器です。大気圏内でも飛行することが出来、SEEDでは高度な空間認識能力が必須だった、ドラグーンの発展型となっています。
ビーム突撃砲と誘導ミサイルは、この兵装ポッドに含まれています。強力な武器ですが、使用しすぎると本体の稼働時間が減るという、大幅なエネルギーの消耗が欠点となっています。
■後半の扱いが酷い
SEEDの世界では、基本的にはナチュラルより、遺伝子をいじっているコーディネイターの方が、あらゆる面に関して優秀です。
しかし、スティングはナチュラルでありながら、強化人間なので並みのコーディネイターよりも強いです。事実、物語前半はザフト軍を追い詰めるほどの力を見せます。
ところが!
物語に後半になると……専用のガンダムに乗りながら、3機相手とはいえ、ナチュラルの一般兵が乗る量産機に落とされてしまいます。
さらには、ステラの死後は彼女に関する記憶を消去され、世話焼きお兄さんの一面が消滅。破壊を楽しむ、残酷さしか残らない性格にさせられ、デストロイガンダムに乗り込み、しまいにはあっさりとシンに倒されてしまう。
物語の後半の扱いの悪さ。どうしてこうなった!
今尚人気があり、ゲームで報われたこともあるステラと違い、とっても可哀想なキャラクターです。
いいキャラクターなんですけどね。
【機動戦士ガンダムSEED DESTINY 】 ガンダム世界にも出てきた、自分の才能や就くべき仕事を判断してくれる社会、どう思いますか? 【PSYCHO-PASS サイコパス】
(あにぶ編集部/星崎梓)