働く大人の夏休み 理想は平均9.5日間に対し、現実は平均6.2日間
2017年8月3日 20:35
マクロミルは、会社員の夏休み事情に関する調査を実施。調査対象は、全国20~59歳の会社員。2016年から始まった国民の祝日「山の日」(8月11日)は、今年は金曜日。土日と合わせると3連休となるが会社員の夏休み事情はどうなっているのだろうか。
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20-59歳の会社員のうち、今年、夏休みを取得する予定の人に、最大何連休するつもりかきいたところ、平均は6.2日間だった。では、“理想“では何日間休みたいと思っているのだろうか。65%が「1週間以上」と回答し、平均は9.5日間となった。理想と現実には差があるようである。
夏休み取得予定者に、何をしようと思っているか聞いた。最も多かったのは「お出かけ・旅行」で61%。「家でゆっくり過ごす」45%、「帰省」35%と続きます。会社員の夏休み、旅行したいと考えている人が多いようだ。
夏休みに「お出かけ・旅行」を予定している人に、行き先を決める際に重視することを聞いた。最も多かったのは「予算・コスト」66%で、2位「グルメ・おいしい食べ物があること」52%、3位「のんびりできること」48%と続く。また、SNSユーザーごとにその傾向を見てみると、Instagramの投稿ユーザーは、半数が「よい景色・絶景が見られること」を重視しており、全体と比較して15%以上も高いことがわかった。
夏休みは家でゆっくり過ごそうと考えている人に、何をして過ごしたいか伺ったところ、最も多かったのは「たっぷり睡眠をとる」で63%だった。また、2位以下は「TV番組を見る」59%、「読書する」35%、「ネットサーフィンをする」30%と続く。メディア別でみると、紙メディアやWebメディアを抑え、TVが人気のようです。
一週間弱の夏休みをとり、予算を考えながら旅行に出かける。家でのんびりする人は、たくさん眠ってTVを見る。これが働く大人に平均的夏休みのようだ。しかし、全体の20%は夏休みを取得する予定は無いと回答していることも付け加えておこう。(編集担当:久保田雄城)