ビジネスパーソンの夏旅、今年は北海道が第1位 ネットエイジアが調査

2017年7月29日 20:53

 モバイルリサーチを通じて世の中の関心事・旬のトレンドなどを調査しているリサーチ会社「ネットエイジア」。今年で4回目となる「ビジネスパーソンの旅のテクニックに関する調査」を全国の30歳~59歳のビジネスパーソン2,000名を対象に行った。

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 最初の質問はだが、今年の夏、旅行に行く予定があるか?「旅行に行く予定がある」(36.5%)、「予定はないが、行きたいと思っている」(36.0%)だった。旅行に行く予定がある・または行きたいと思っているビジネスパーソンの割合(旅行意向率)は72.5%だった。多くの人々が今年の夏は日程や都合が合えばどこかに行きたいと考えているようだ。

 過去3回の「旅行意向率」と比較すると、2014年(72.3%)、2015年(69.5%)、2016年(65.2%)、そして今年が(72.5%)。3年ぶりに高い数値となった。上昇した理由だが、今年はお盆休暇として扱われることが多い8月13日が日曜日と重なっているものの、昨年から導入された山の日(8月11日)が金曜日となり、昨年よりも「ひならび」がいいことが少なからず影響しているようだ。

 夏旅の予定のある人に旅行先を質問。今年の第1位は「北海道」(26.2%)、次いで、「関東」(21.1%)、「近畿」(16.0%)、「東北」(13.9%)、「九州」(13.5%)と続いた。昨年2位の「北海道」が今年は1位となり、昨年1位の「関東」が2位に後退した。今年は猛暑と湿気の多い日が続いるが、北海道はカラリとしており気持ちが良い気候が特徴だ。夏の不快感から解放されたいという人が多いのかもしれない。

 今年の夏旅行の一人あたりの予算だが、「2万円~5万円未満」と「9万円~20万円未満」という回答に集中。一人あたりの予算の平均額は89,066円だった。

 今年やってみたいと思う旅テクニックも質問。調査開始以来4年連続で第1位は「切符・航空券でネット割を利用」(35.2%)。第2位は「ホテル料金比較サイトを使って宿を探す」(28.5%)、3位「航空会社のバーゲン・セールを利用」(22.5%)となった。その他、「マイルを貯めて特典航空券(無料航空券)と交換」(16.2%)、「チケットは金券ショップで購入」(11.2%)という声もあった。

 暑くて湿気が苦手という人には、夏でも涼しい北海道はまさにうってつけ。見渡す限りの深い緑、高く青い空、爽やかに吹き抜ける風、北のグルメ……夏旅行で迷っている人がいれば、絶景と絶品グルメに圧倒される夏の北海道をおすすめしたい!(記事:久保圭大郎・記事一覧を見る

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