【銘柄フラッシュ】ブロードメディアなど急伸し戸田工業など次世代電池・EV関連株が活況高

2017年7月27日 16:57

 27日は、英国政府が欧州時間の26日に2040年までにガソリン車やディーゼル車を全廃すると発表したことを受け、次世代電池や電気自動車(EV)関連株が注目され、戸田工業<4100>(東1)はストップ高の20.5%高となって東証1部の値上がり率1位。日本精線<5659>(東1)は26日に発表した第1四半期決算などが好感され、ストップ高の21.2%高で寄り付き、大引けは18.3%高で東証1部の値上がり率2位。沖電線<5815>(東1)も26日に発表した第1四半期決算と業績・配当予想の増額が好感されて15.4%高となり、株価ひとケタの銘柄を除いてで東証1部の値上がり率3位。

 ニチユ三菱フォークリフト<7105>(東1)はバッテリー式フォークリフトの大手とあって7.6%高となり11年ぶりの高値水準に進み、古河電池<6937>(東1)は7.0%高で昨年来の高値。サカイ引越センター<9039>(東1)は第1四半期決算などが好感されて10.6%高。

 ピーエイ<4766>(東2)は6月締めの第2四半期決算に期待して注力する動きがあるようでストップ高の30.1%高。杉村倉庫<9307>(東2)は大阪港で最新の大型倉庫が稼動し輸出入通関・コンテナ荷捌・動植物検疫・燻蒸などさまざまなニーズに一括してお応えとするため「ヒアリ」対策銘柄との見方が言われて23.3%高と急伸。

 ソーシャルワイヤー<3929>(東マ)はソフトバンクグループ<9984>(東1)のソフトバンク・ペイメント・サービスとの提携が好感されてストップ高の25.2%高。上場約1週間のユニフォームネクスト<3566>(東マ)は割安感などが言われ15.4%高と2日続けて高値を更新。

 ブロードメディア<4347>(JQS)はセガサミーホールディングス<6460>(東1)のセガトイズが全世界で100万台以上を販売して大ヒットとなった家庭専用プラネタリウム「HOMESTAR」の魅力をそのままVR(仮想現実)版として開発したアプリ「ホームスターVR」を投資先の株式会社ポケット(東京都中央区)が配信を開始と伝わり後場急伸し29.9%高。田中化学研究所<4080>(JQS)は次世代電池・EV関連株として注目され12.6%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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