【銘柄フラッシュ】パルステック工業など急伸し三菱電機系の協栄産業、立花エレテックは連日活況高

2017年7月25日 16:45

 25日は、協栄産業<6973>(東1)がストップ高の35.7%高と大幅続伸し、引き続き長寿命蓄電池や筆頭株主・三菱電機<6503>(東1)が電線なしで充電などができる無線給電装置を開発と伝えられたことなどが思惑材料とされて凍傷1部の値上がり率1位。同じく三菱電機系の立花エレテック<8159>(東1)も2.0%高程度だが高値を連日更新。新日本理化<4406>(東1)は仕手色の強いイメージがあり環境対応型の潤滑油などが言われて16.5%高となり東証1部の値上がり率2位。ソルクシーズ<4284>(東1)は今12月期の業績予想の増額修整などが好感されて10.8%高となり東証1部の値上がり率3位。

 パルステック工業<6894>(東2)は新東工業<6339>(東1)との提携が25日付の日刊工業新聞で伝えられ材料視されたとの見方でストップ高の26.3%高。JFEシステムズ<4832>(東2)は通期で連続最高益が見込まれる好業績を見直す動きとされて5.5%高と戻り高値を更新。

 ASJ<2351>(東マ)は第1四半期の業績が前年同期比で完全黒字化したことなどが好感されてストップ高の21.4%高。ツナグ・ソリューションズ<6551>(東マ)はまもなく上場1カ月になり、日系の投資ファンド、レオス・キャピタルワークスによる大量保有が判明したと注目されてストップ高の15.5%高。

 トミタ電機<6898>(JQS)は7月締めの第2四半期業績が好調との見方があり17.5%高と急伸。シンワアートオークション<2437>(JQS)はかねて富裕層を対象に海外不動産事業に進出との発表が材料視されて急騰してきたところに税理士法人・ネイチャー国際資産税(東京都千代田区)と海外の不動産事業に関する提携を発表したため連日ストップ高の15.7%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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