Canonical、Ubuntu 18.04 LTSの標準搭載デスクトップアプリへの意見募集
2017年7月23日 21:37
Ubuntu 18.04 LTSに標準搭載するデスクトップアプリケーションについて、CanonicalのDustin Kirkland氏が意見を募集している(Ubuntu Insightsの記事、Phoronixの記事、Softpediaの記事)。 Kirkland氏は3月、Ubuntu 17.10に関する要望をHacker Newsで募集しており、予想以上の成果が得られたようだ。CanonicalはUbuntu 18.04 LTSで標準デスクトップ環境をUnityからGNOMEに変更する方針を4月に発表しているが、これもHacker Newsで要望の多かったものであり、既にUbuntu 17.10のベータコードに含まれているという。 UnityからGNOMEへの切り替えに伴い、Canonicalは同梱するデスクトップアプリケーションの検討を行っているが、幅広い意見を取り入れるために意見募集を行うことにしたそうだ。 意見は記事をクロスポストしたHacker NewsやReddit、Slashdotでコメントとして受け付けることを想定していたようだが、その後Googleフォームから送信可能となった。1つのカテゴリーに複数のアプリケーションを指定する場合はカンマで区切って入力すればいい。FOSSでないアプリケーションは「Vivaldi , non-free」のように「, non-free」を付記、該当カテゴリーで完全にWebアプリケーションへ移行している場合、「Gmail-web」のように「-web」を付記してほしいとのこと。 意見募集しているのは以下のアプリケーションカテゴリーだ。 Webブラウザー 電子メールクライアント ターミナル IDE ファイルマネージャー ベーシックなテキストエディター IRC/メッセージングクライアント PDFリーダー Officeスイート カレンダー ビデオプレイヤー 画像ビューアー スクリーンレコーダー