日立造船が江蘇省で工事受注、ごみ焼却発電プラントを拡張へ

2017年7月20日 10:17


*10:17JST 日立造船が江蘇省で工事受注、ごみ焼却発電プラントを拡張へ
日立造船<7004>は19日、中国の江蘇省常熟市でごみ焼却発電プラントの拡張工事を受注したと報告した。常熟浦発第二熱電能源公司が運営する既設ごみ焼却発電プラント(300トン/日×3炉)の拡張工事を行うもの。今回の拡張によって、一般廃棄物1日当たり約1830トンを衛生的に焼却処理するだけでなく、年間2億7355万キロワット時の電力を供給することが可能だ。
同プロジェクトにおいて日立造船は、焼却炉の設計や火格子など主要機器の供給に加え、現地での据え付け、試運転時のスーパーバイザー派遣、運転・メンテナンスの指導なども行う。
ごみ焼却・発電プラントにおいて、日立造船はアジアや欧州を中心に850件以上にもおよぶ世界トップクラスの実績を持つ。日本を除くアジア地域では32件の受注実績を有し、うち中国向けでは今回の案件を含めて14件を受注している。

【亜州IR】《AN》

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