ソルトレークシティのベンチャー投資会社は、ローカルビジネス向けの新しいコミュニティベース通貨「Gx Coins」を導入する

2017年7月18日 21:54


*21:54JST ソルトレークシティのベンチャー投資会社は、ローカルビジネス向けの新しいコミュニティベース通貨「Gx Coins」を導入する
パリとソルトレークシティを拠点とする資産管理とベンチャーキャピタル投資を専門とする会社は、イノベーションの伝統を継承し、中小企業やそのコミュニティ向けに新しい「暗号通貨」を導入している。
あなたはビットコインについて聞いたことはありますが、Genevieve&Cie社は中小企業やそのコミュニティに「GxCoins」という新たな暗号通貨を導入している。Genevieve&CieのCEOであるFabienDureuil氏は、「時間、技術、財務の知識などの理由で、中小企業では暗号通貨が困難な場合がある」と述べ、これまで暗号通貨に手の届かなかった中小企業に注目している。彼は次のようにいう「この新しい暗号通貨の早期導入により、資金調達、新しい支払い方法の追加、新しい顧客層の獲得を可能にし、又、アプリケーション・プロセス、取引の銀行手数料、利子、その他手数料を削減することができます。」
GxCoinsでは、中小企業のコミュニティはリソース、知識、アイデアを共有し、参加するビジネスにリアルタイムのフィードバックを提供する。この分散化は、企業がより積極的に地域経済への直接貢献を促進し、誰もがこれらの事業に関わることを可能にする。
Genevieve&Cie社は、オープンセレクションと中小企業の監査を提供し、又、経済的に役に立ち、将来の成長が見込まれ、道徳、行動、地域交流に関してコミュニティに影響を与える企業に投資を行う。Genevieve&Cie社はまた、企業の経営幹部と協力して独自のトークンを作成、戦略的なビジネスプランを作成、成功するために必要な計画の作成を行う。
最後に、Genevieve&Cie社はICOを開始するためのプラットフォームとして適切な材料の作成と公表を行う。Genevieve&Cie社は、ICOの開始の際、ICOのサイズに応じて10〜25%の間で参加する予定だ。
Dureuil氏は、なぜ今コミュニティベースの暗号通貨が理想のタイミングなのか説明した「Bancorのようなスマートコントラクトに基づくサービスの出現は、信頼を確立し、新しいイニシアチブの出現を引き起こすために必要な流動性と安定性を作り出す画期的なものです」
暗号通貨投資家の共通の不安な点は、ボラティリティの高さとインフレだ。この点において、Dureuil氏はおそらくGxCoinが最大の利点を持っていると考える。「中小企業は投機とインフレからトークン所有者を守る良い方法である。」
Genevieve&Cie社は、2014年に設立されて以来、暗号通貨を専門とし、成長して地域社会に役立ち、安定を必要とする中小企業に資産価値を組み込むことを目指している。中小企業は経済にとって価値のあるものである。Genevieve&Cie社は、テクノロジーと金融を組み合わせることによって、中小企業の原動力を引き出すための最善の努力を続けている。
GxCoinプレセールは、2017年7月5日午前10時(太平洋標準時)に開始されました。プレセールにアクセスするにはこちらをご覧ください。

■Genevieve&Cie社について

資産管理とベンチャーキャピタル投資を専門とするGenevieve&Cie社は、サンフランシスコ、ソルトレークシティ、パリ、シンガポールの本部ともにグローバルな顧客にサービスの提供を行なっている。(出典:CryptoCoinsNews)

■エムトレの視点

Genevieve&Cie社の地域社会貢献のための中小企業へ向けた取り組みは特筆すべきものだろう。Dureuil氏が文中で述べているとおり、中小企業はその革新技術を導入しようにも、コストや知識の面で余裕がなく導入に二の足を踏むことが多くあるからだ。しかし同社のようにコミュニティで知識やアイディアの共有がなされるのであれば、より良い地域貢献へも繋がる。ビジネス的な観点もあるだろうが、自らICOへの投資を行うことも責任という側面から見れば理にかなっているのでなかろうか。


【ニュース提供・エムトレ】《FA》

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