NY原油:反落で46.02ドル、6月の減産実行率低下を嫌気

2017年7月18日 07:34


*07:34JST NY原油:反落で46.02ドル、6月の減産実行率低下を嫌気
NY原油先物8月限は反落(NYMEX原油8月限終値:46.02 ↓0.52)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は前日比-0.52ドルの46.02ドルで取引を終えた。ドル安・ユーロ高が一服したことや、石油輸出国機構(OPEC)における6月の減産実行率(順守率)は5月の110%から92%に低下したと伝えられたことが要因。

需要増加の予測は出ているものの、合意された減産水準を下回る状態が続いた場合、供給超過の解消は難しくなるとの声が聞かれている。リビアとナイジェリアが減産要請を受けてこれに応じることがなければ、原油先物の上値は重くなるとの見方は多いようだ。《CS》

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