ミドルの仕事のやりがい、男女差から見て行くとわかること

2017年7月17日 09:26

 エン・ジャパンが運営するミドル層専用の転職求人サイト「ミドルの転職 」上で、サイトを利用している35歳以上のユーザーを対象に「仕事のやりがい」についてアンケートを行ない、589名から回答を得た。

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 「仕事でやりがいを感じるのは、どんなときですか?」という問いに、男性で多かった回答トップ3は「ひとつの仕事をやりとげたとき」(46%)、「目標を達成したとき」(43%)、「責任ある仕事を任されたとき」(43%)でした。一方、女性で多かった回答トップ3は「誰かの役に立てたとき」(52%)、「給与が上がったとき」(51%)、「ひとつの仕事をやり遂げたとき」(49%)だった。

 男女で10ポイント以上差があった項目は、「チームで仕事に取り組んでいるとき」(男性:31%、女性:19%)、「尊敬する人と仕事をしているとき」(男性:22%。女性34%)だった。

 「仕事でやりがいを感じるために、行なったことはありますか?」という質問に対しては、男性が女性より5ポイント以上高かった項目が、「チャレンジングな目標設定をする」(28%)、「部下の育成に努める」(25%)、「人脈を広げる」(25%)という結果。

 一方、女性が男性より5ポイント以上高かった項目は、「目の前の仕事に一生懸命取り組む」(67%)、「すすんで仕事を引き受ける」(43%)、「責任ある仕事を任せてもらう」(35%)、「転職する」(31%)、「新しい企画を上司を提案する」(29%)、「興味があることを周囲の人に話す」(27%)だった。

 女性の「給与が上がったとき」(51%)というのは、好きなものを好きなように買うことができることなので、それはとてもシンプルな気持ちだろう。男性の「責任ある仕事を任されたとき」(43%)は、自分自身を認めてもらうことができたという意味と同じだ。

 つまり、女性は現実的で、男性はもっとエモーションな部分にやりがいを感じるといってもいいだろう。(編集担当:久保田雄城)

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