けものフレンズが持つ魅力と中毒性には注意が必要?

2017年7月15日 14:50

記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ

 2017年1月アニメとして始まった『 けものフレンズ 』

 このアニメはテレビ東京をメイン放送局にしているアニメではありますが、ニコニコ生放送やニコニコチャンネルなどでのネット配信もあり、近年のアニメではよくあるネット視聴にも対応しているアニメです。

■『 けものフレンズ 』は2話目からSNSで話題急上昇?


 放送当初、『 けものフレンズ 』はあまり勢いが芳しくありませんでした。ニコニコ動画で行われたニコニコ生放送での初回放送のアンケート結果も製作者サイドの満足する数値には届かない結果だったようです。

 しかし、『 けものフレンズ 』2話目から風向きが変わります。アンケート結果の順位急上昇で、じわじわと話題や視聴者が増える!と言う状況が発生しました。

■残念ながらスマートフォン用アプリは早々に終了


 『 けものフレンズ 』は、元々はマルチメディアで展開されるプロジェクトの1つでした。アニメとスマートフォンアプリ用ゲーム、他のメディアと連動する複合的なプロジェクトとしてスタートしたのですが、残念な事にプロジェクトの一つであるスマートフォン用ゲームが2016年12月にサービスが終了してしまいます。

 アニメ『 けものフレンズ 』の人気が急上昇した頃には、アプリゲームの配信が終了してしまっているという、なんともビジネスチャンスを逃した形になってしまいました。

■一見するとよくある感じのアニメですが・・・?


 『けものフレンズ』は、巨大なアニマルパーク「ジャパリパーク」の動物たちが神秘の物質の力でヒトの姿をした「アニマルガール」のケモミミ少女になってしまった世界で進んでいきます。

 ある日、広大なジャパリパークで倒れていた記憶喪失の少女「かばん」とサーバルキャットの「サーバル」が出会い、様々なフレンズの助けを借りて、「図書館」を目指す冒険物語です。

 とは言え、冒険譚や大冒険と言うよりも、ほんわか旅物語に近いアニメなので、アクションアドベンチャーやそういった物と言うよりも、日常の癒やし系に近いアニメ、とも言えるかもしれません。

■独特な味わいとシンプルな可愛さで中毒性、時に意味深?


 このアニメ、従来の「ケモノ娘」系アニメ、「ファンタジー系、日常非日常系アニメ」とはベクトルが違い、元が動物で、ヒトに変身した「アニマルガール」達の純粋さがとにかくかわいいのが特徴です。

 キャラ達は元動物と言う所がポイントで、とにかく、元動物と言う事で純粋であり、現代の学校などが舞台と言うラブコメなどの要素も無い分、動物的の持つ純粋さ、かわいさが癒やしのポイントになっています。

 2話から登場したコツメカワウソの遊具遊びや石遊び動画などがとてもかわいいと評判にもなりました。まるで実際に動物園やアニマルパークなどで撮影されてるような動物動画を見ている感じにさせてくれるシーンでした。

 このワンシーンの演出で、多くの視聴者が『 けものフレンズ 』の虜になったとも言われています。このシーンはTwitterでも話題になり、『 けものフレンズ 』のファンが急増しています。

 また、エンディングの「廃墟の遊園地」ワンシーンも物議を醸し出しました。この廃墟シーンが意味する所は一体何なのか?多くの『 けものフレンズ 』ファンが多方面から考察する事で、この話題はネットを通じて広く拡散しました。


 『 けものフレンズ 』が今までのケモノ少女が登場するかわいいだけなアニメではない、なんとも言えない深みと奥行きを感じさせるアニメになっています。

 是非一度、機会がありましたらご視聴してみて下さい。

タイトル
けものフレンズプロジェクト

監督
コンセプトデザイン 吉崎観音
監督 たつき

放送期間
2017年1月10日~

主な声優

製作会社
ヤオヨロズ

その他の情報

 公式サイト http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/kemono-friends/
公式Twitterアカウント https://twitter.com/kemo_anime

 今さら人には聞けない!? けものフレンズ の魅力にせまる

(あにぶ編集部/あにぶ編集部)

(c)けものフレンズプロジェクト/KFPA

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