注目された節目を突破したドル円の次の上値目処は、SMBC日興証券(花田浩菜)

2017年7月13日 12:12


*12:12JST 注目された節目を突破したドル円の次の上値目処は、SMBC日興証券(花田浩菜)
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

トランプ米大統領の長男がロシア政府と関係のある弁護士と接触していたと報道され、「ロシアゲート」疑惑が再浮上してきましたね。7/13付けの「主要通貨デイリー」では、チャート分析上でのドル円の次の上値目処について考察されていますのでご紹介します。

同レポートではまず、足元の値動きについて、『ドル円は昨日こそ米「ロシアゲート」疑惑の再浮上から下落したが、このところ堅調に推移している。日銀が指値オペにより長期金利をゼロ%程度に留める姿勢を改めて示す一方、海外主要先進国の長期金利は、超金融緩和策からの出口を模索する中央銀行関係者の意向などを受けて上昇。これらを受けた内外金利差の拡大がドル円の上昇をもたらす展開となっている』と伝えています。

続けて、『こうした中、ドル円は11日に節目として注目された114.37円(5/10高値)を一時突破。チャート分析的には、一段と上値を追う可能性が高まっている。次の上値目処は115.1円処(4/17安値108.13円から5/10高値114.37円の上げ幅を6/14安値108.83円から上げる)。その水準を上抜ければ、115.51円(3/10高値)が節目として意識されよう』と分析しています。

最後に、週後半のインフレ統計や小売売上高、鉱工業生産など、『米経済指標が良好な結果を示し、経済サプライズ指数が今後改善傾向を辿れば、米国景気の先行き安心感をもたらしドル円の大きな支援材料となろう』とまとめています。

詳しくは7/13付けの「主要通貨デイリー」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜《DM》

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