パナソニック、タブレットにもなる頑丈設計12.0型「タフブック」発売
2017年7月9日 07:31
パナソニックが国内法人向けに、ノートパソコン「TOUGHBOOK(タフブック)」のCF-33シリーズを発売する。「タフブック」シリーズのハイエンドモデルとなるCF-33は、タブレットとしても使用可能なデタッチャブル(着脱式)を採用し、パソコンとタブレットの2つの用途が1台で実現可能だ。本体希望小売価格はオープンだが、パナソニックの直販販売価格は436,200円(税別)。発売は2017年9月下旬からで、生産台数はタフブック・タフパッドシリーズ全体で50,000台とのこと。
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■キーボード部分を外しタブレットとして使用可能に
タフブックCF-33シリーズは頑丈設計の12.0型。120m落下試験や防塵・防滴試験などを実施し、災害現場や物流業界でも安心して使える。最大の特徴は、キーボード部分を取り外しタブレットとして利用可能な点だ。頑丈ノートPCと頑丈タブレットの2役をこなしてくれるので、PCとタブレットの2台持ちをしないで済む。
搭載OSはWindows 10 Pro 64ビットで、CPUはインテル Core i5-7300 vPro プロセッサー 2.60 GHz。メモリーは8G、ストレージはSSDで256GBだ。駆動時間はキーボード装着時で約12.5時間、タブレットのみで約13.5時間となっているが、オプションのバッテリーを装着すると最大で約25時間(タブレット単体で約27時間)駆動が可能となる。液晶画面は屋外でも見やすいように約1200cd/m²の高輝度液晶を搭載し、手袋をしていたり水滴がついていてもタッチ操作を可能にしている。
■タフブック10.1型よりも長時間駆動が可能に
すでに発売されている別シリーズ、タフブック10.1型CF-20も頑丈設計のデタッチャブルPCだが、12.0型CF-33はメモリーやストレージが2倍になり、駆動時間も長い。画面解像度も2,160×1,440と、10.0型CF-20より向上している。
パナソニック神戸工場では、タフブックを出荷時から細かくカスタマイズできるため、よりユーザーのニーズに対応できるタフブックが購入できる。メルマガにて発売の連絡などが配信されるので、購入を検討している人は公式サイトよりメルマガ登録をおすすめする。