NY原油:大幅反落で44.23ドル、石油リグ稼働数の増加などが嫌気される

2017年7月8日 09:24


*09:24JST NY原油:大幅反落で44.23ドル、石油リグ稼働数の増加などが嫌気される
NY原油先物8月限は大幅反落(NYMEX原油8月限終値:44.23 ↓1.29)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は前日比-1.29ドルの44.23ドルで取引を終えた。石油リグ(掘削装置)の稼働数が再び増えたことが原油先物下落の要因。米長期金利の上昇やドル高も一部で材料視されたようだ。

市場関係者の間では「石油輸出国機構(OPEC)主導による減産合意が順守されても供給超過の状態が短期間で解消されることは難しくなった」との見方が増えており、「原油需要の増加につながる材料が提供されない場合、原油価格の本格的な上昇は期待できない」との声が聞かれている。《MT》

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