経営資源を統合し、競争力の確保と事業基盤の強化を図るため企業再編

2017年7月4日 12:50


*12:50JST 経営資源を統合し、競争力の確保と事業基盤の強化を図るため企業再編

カネツFX証券株式会社【関東財務局長(金商)第282号】は、カネツ商事株式会社【関東財務局長(金仲)第579号】から、商品先物取引業を承継する旨を決議し、平成29年5月23日に同社と吸収分割契約を締結、平成29年6月27日開催の第12回定時株主総会において承認された。今後、カネツグループ内における企業再編を行うこととなった。

■再編の目的

カネツFX証券の事業である金融商品取引をとりまく厳しい事業環境に対応するため、カネツ商事との経営資源を統合し、競争力の確保と事業基盤の強化を図ることが、本再編の目的となる。現在、カネツFX証券は、金融商品取引業を事業としているが、今後は金融商品並びに商品先物取引の両事業を行うことで、デリバティブ取引の拡充とともに、事業効率向上による収益性を強化し、経営資源の相互活用によって、経営の効率化を図り、カネツグループ全体の経営基盤の強化を目指す。

■再編の内容

(1)方法
カネツ商事を分割会社、カネツFX証券を承継会社とする会社法第757条による吸収分割の方法による。
(2)経緯および予定
取締役会決議:平成29年4月25日
吸収分割契約締結:平成29年5月23日
株主総会決議:平成29年6月27日
分割期日:平成29年10月1日(予定)

■今後の方針

カネツFX証券の方針は、現在の金融商品取引業に、商品先物取引業を加えることで、カネツFX証券を所属金融商品取引業者及び所属商品先物取引業者とする仲介業者のサービス力を向上させ、収益性向上を目指す。カネツFX証券が商品先物取引業を承継した後、カネツ商事は、金融商品と同様に商品先物取引においても仲介業の登録を予定している。今後もさらなる顧客満足度の向上を図り、より一層のサービス向上に向けて邁進していく。


【ニュース提供・エムトレ】《FA》

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