空の旅、追加料金を払ってでも隣の席を空席にしたい?

2017年7月2日 14:43

エティハド航空がオークション形式で追加の座席を割り当て、隣の席を空席にする「Neighbour-Free Seat (NFS)」サービスを開始したそうだ(解説ページThe Vergeの記事Express.co.ukの記事Mashableの記事)。 エティハド航空では以前から座席のアップグレードをオークションで提供する「Etihad Select Upgrade (ESU)」サービスを行っており、最近NFSが追加されたようだ。NFSは入札額の多い順に追加の座席が割り当てられるというもの。ワイドボディ(2通路)の機材では最大3席まで、ナローボディ(1通路)の機材では最大2席まで追加の座席をリクエストできる。入札可能なのは一般的にマイレージアップグレードが可能なチケットのみのようで、無料チケットや「Deal」と呼ばれる格安の制限付きチケットは対象外となる。 オークションによるアップグレードは複数の航空会社が提供しており、チケット予約システムのAmadeusがNFSの提供を可能にしている。実際にタイガーエアなどがオークションによるNFSを提供しているようだ。 一方、体の大きい人など2席以上の座席が必要な人向けに、追加の座席を特別旅客料金で提供するサービスを行っている航空会社もある。日本航空や全日空の国内線での特別旅客料金は、最高11,300円となっている。スラドの皆さんは料金を払ってでも追加の座席を確保したいだろうか。また、いくらぐらいまでなら入札するだろう。

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