NY金:小幅反発で1246.90ドル、資金流入減少懸念が重しに
2017年6月28日 07:35
*07:35JST NY金:小幅反発で1246.90ドル、資金流入減少懸念が重しに
NY金先物8月限は小幅反発(COMEX金8月限終値:1246.90 ↑0.50)。1241.80ドルから1253.80ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が、「デフレ圧力はリフレに変わった」との認識を示したことで、為替市場では金融緩和策の縮小の動きと捉えられユーロが上昇。金融政策の正常化によって、金への投資資金流入が減少するとの懸念が重しとなった。日足チャートでは、100日移動平均線や200日移動平均線が位置する1250ドル水準がやや上値抵抗ラインとなっている。《DM》