金投資人気の低迷を背景に金価格の上値は限定的か サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

2017年6月26日 16:14


*16:14JST 金投資人気の低迷を背景に金価格の上値は限定的か サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。

米長期国債の長・短金利差の縮小、イールドカーブのフラット化により金が買われているようですね。そこで今日は金価格に注目してみます。

まずレポートでは、ファンドの買い越し枚数について、『CFTCから先週末に発表されたNY金におけるファンドの買い越し枚数は、前週比3万9599枚減の15万676枚となり、2週間で5万3790枚も減少しました』と伝えています。

次に、世界最大の金ETFのSPDRゴールドシェアの6月23日時点での金現物保有量について、『851.02トンとなり、今年初来最高となった6月8~12日時点の867トンから15.98トンも減少しました』と紹介しています。

そして、気になる金の価格を、『NY金におけるファンドの買い越し枚数とSPDRゴールドシェアの金現物保有量が共に減少傾向を続けており、金投資人気が低下傾向を続けていることが伺えます。NY金がこの半月間で50ドル幅ほど下落しましたが、金投資人気の低迷を背景に上値は限定的かもしれません』との見解を伝えています。

金の買い場かどうかは一考が必要かもしれませんね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の6月26日付「金市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子《DM》

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