米カリフォルニア州で「2025年6月29日にM6.8の地震が起きた」と誤報拡散
2017年6月25日 07:39
minet 曰く、 未来に地震が起きたと言われたら驚くだろう。米地質調査所(USGS)が誤った速報を出し、地元の新聞社が自動的に記事を配信して誤報が広がったとのこと(AFPBB Newsの記事、NHKニュースの記事)。 誤った速報の原因は、USGSと提携する大学の研究者が1925年の地震のデータを手違いでUSGSに送信してしまったことと、USGS側のシステムが1925年のデータを2025年として解釈してしまったことにあるらしい。2000年問題の一種と言えるかもしれない。 誤った速報が配信されて拡大するトラブルは、日本でも昨年8月に発生している。
地元の新聞社というのはLos Angeles Timesのようだ。同紙はUSGSの速報から記事を自動で生成するQuakebotというプログラムを使用しており、Web版のLos Angeles Timesでは30分ほど記事が掲載されていたとのことだ(The Registerの記事、L.A. Times: L.A. Nowのツイート)。