雑種のフグが増加、有毒部位が分からず多くが廃棄に

2017年6月24日 12:31

 最近雑種のフグが増えてるそうだ。雑種は有毒な部位の位置が変わっている恐れもあるとのことで、問題視されている(産経新聞毎日新聞ギズモード・ジャパン)。

 問題となっているのは、トラフグ属の「ゴマフグ」と「ショウサイフグ」の雑種。どちらも有毒ではあるが、毒のある部位は一部であるため毒のない部分が食用とされている。しかし、雑種では体のどこに毒があるかが分からないため食用にはできず、市場では手作業で選別して廃棄しているそうだ。

 昨今雑種が増えている原因は、温暖化によってゴマフグの生息地が北に拡大していることがあるという。

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